入院について
入院が決まった方
外来にて入院前の説明をします。その際、必要事項を記載した入院のしおりをお渡しています。
入院手続きに必要なもの
- 保険証 受給者証 その他各種の医療証
- 入院誓約書
- 同意書類 手術同意書(手術の方のみ)、入院される方へ(全員)
- 入院時アンケート
- その他 限度額申請書 等
入院生活に必要なもの
- 現在内服している薬(入院期間より少し多めにご持参ください)
- お薬手帳
- 衣類、パジャマ、下着類(リハビリがある為、動きやすい服装)
- 洗面、入浴用品、飲み物用コップ
- タオル、バスタオル(手術の方は必ず大きめのバスタオルを1枚ご持参ください)
- ティッシュペーパー
- 洗濯用洗剤(院内のコインランドリーを使用する場合。1回分30円で販売もあります。)
- イヤホン(1個200円で販売しています)
- 靴、スリッパ(転倒の危険性の低い、かかとのあるタイプをお勧めします)
注意:刃物や割れやすいものの持ち込みはご遠慮ください
個室以外は時計がありませんので必要な方は各自用意してください。
入院中の1日の流れ
※検温は状態に合わせて適宜看護師が確認に伺います。
入院中の1日の流れ
療法士のリハビリの時間は毎日変更しますが、1日1~2回、各40分を手術前と手術翌日から行っています。
入院中担当した療法士は外来まで同一担当者にて引継ぎます。日曜日のリハビリはありませんが、祝日は療法士が代行にて担当しますので1回はあります。

病棟にもリハビリ室があります。

人工膝関節の手術をされた方に向けて療法士が
勉強会を実施しています。
面会について
毎日14時~19時半まで
コロナの感染対策として談話室にて5~10分以内、ご家族様大人1名に限り可能としてます。
日祝日の面会は、正面玄関を施錠している為、入院患者様へ電話連絡して頂ければ、スタッフが開錠します。
病棟内設備
冷蔵庫(共用)
コインランドリー 洗濯100円/回 乾燥100円/回
自動販売機
入院費について
電気製品の使用代を別途徴収させていただきますので、ご了承ください。
概算額は、退院前日にお知らせします。カード支払いは対応していません。
退院日10時以降より会計窓口にて対応します。
部屋について
個室 (1部屋) |
3500円/日(電気使用代金込み) 床頭台、テレビ(テレビカード必要)、洋服タンス、冷蔵庫、洗面台、ポット |
---|---|
2人部屋 | 2000円/日(電気使用代金込み) 床頭台、テレビ(テレビカード必要) |
4人部屋 | 部屋代なし 床頭台、テレビ(テレビカード必要) |
患者様の病状により、病室の移動をお願いする場合があります。
ご希望の場合以外でも個室料金が必要となりますのでご了承ください。
入院期間
膝関節 | 半月板切除術 | 3~10日 |
---|---|---|
半月板縫合術 | 3~4週間 | |
人工関節 | 3~4週間 | |
抜釘や手関節の手術 | 1週間程度 |
人工関節の手術をされた方は退院前に試験外泊をしてもらいます。
高額医療制度について
高額医療制度とは
手術が決まった時点で加入の医療保険(社保・国保など)へ事前手続きをしていただくことで入院中(もしくは退院時)の支払い金額が高額医療の限度額までで、超過分の支払いをしなくても良いという制度があります。
高額療養費の払い戻し制度とは、社会保険でも国民健康保険でも加入者であれば同じ病院や診療所で支払った同一月(1日~末日)の医療費が一定額を超えた場合は、本人の申請により、高額医療費が支給され、自己負担が軽減される制度です。
手術・入院にかかる費用の内訳は術前説明の際にお知らせいたします。詳しくはご加入の健康保険窓口へお問い合わせください。
事前に申請する場合(限度額適用認定証を利用する)
高額な医療費が見込まれる場合には事前に申請することで、窓口で支払う1ヶ月分の医療費が一定の金額(自己負担限度額)までとなります。
※保険外負担分(差額ベッド代など)や、入院時の食事負担額等は対象外となります。
なお自己負担限度額は年齢および所得状況等により設定されています。※下記区分表参照
限度額適用認定証は、加入している保険者に申請していただくと交付されます。
入院日~退院日までに限度額適用認定証と保険証を併せて2階受付に提示をお願い致します。
※郵送で承ることは行っておりませんのでご注意ください。
退院日までにご用意できなかった場合
後日、ご加入の保険者に申請を行ってください。
保険者から上限額を超えて支払った額の払い戻しがされます。
※申請不要の場合もございますので詳しくはご加入の保険者へご確認ください。
所得区分の内訳の詳細はご加入の保険者にご確認ください。
70歳未満の方の区分
所得区分 | 自己負担限度額 |
---|---|
①区分ア 健保:標準報酬月額83万円以上 国保:年間所得901万円超 |
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% |
②区分イ 健保:標準報酬月額53万円~79万円 国保:年間所得600万円~901万円 |
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% |
③区分ウ 健保:標準報酬月額28万円~50万円 国保:年間所得210万円~600万円 |
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% |
④区分エ 健保:標準報酬月額26万円以下 国保:年間所得210万円以下 |
57,600円 |
⑤区分オ(低所得者) | 35,400円 |
70歳以上75歳未満の方の区分
H30年8月から70歳以上の方の高額療養費の上限額が変わりました。
所得区分 | 自己負担限度額 入院・外来(世帯)/外来(個人ごと) |
||
---|---|---|---|
①区分ア | 現役並みⅢ 標準報酬月額83万円以上/課税所得690万円以上 |
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% | |
★現役並みⅡ 標準報酬月額53万円以上/課税所得380万円以上 |
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% | ||
★現役並みⅠ | 80,100円+(総医療費-267,000円)×1% | ||
②一般(①および③以外の方) 標準報酬月額26万円以下/課税所得145万円未満等 |
57,600円 | 18,000円 | |
③低所得者 | Ⅱ | 24,600 | 8,000円 |
Ⅰ(年金収入80万円以下など) | 15,000円 | 8,000円 |
★平成30年8月から現役並みI・Ⅱに該当する方は「限度額適用認定証」を提示していただくと上限額までのお支払いとなります。退院日までに「限度額適用認定証」の提示が必要となりますのでご注意ください。
限度額適用認定証を使用する際の流れ
- ご自身で加入している保険者もしくは会社の担当部署に問い合わせて、申請手続きを行う
- 限度額適用認定証が患者様の手元に届く
- 入院当日の手続き時に保険証と併せて限度額適用認定証2階受付に提出する
- 退院後、限度額適用認定証を適用した入院費請求書が当院から患者様に郵送(当院通院の方は受付でお渡し)
- 医療費のお支払い(振込又は当院受付でお支払い)
退院日までにご用意できなかった場合/後から高額療養費の申請を行う場合
- 医療費の請求
- 一旦、病院に自己負担額を支払う
- 後日、ご自身で保険者に高額療養費の申請手続きを行う
※患者様からの申請手続きが不要の場合がございますので、詳しくは保険者にお問い合わせください - 後日、限度額を超えた金額が保険者から払い戻される
※払い戻しには数ヶ月要する場合がございます
他医療機関への受診について
入院期間中は許可出来ませんので、入院期間と予約日が重なる方は変更の連絡をお願いします。